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共生社会の実現に向けた認知症施策推進議員連盟 第二回総会に参加してきました

先日(2022年2月22日)、共生社会の実現に向けた認知症施策推進議員連盟 第二回総会に参加してきました。会場の写真↓です。

国会内には数多くの超党派の議員連盟というものがあります。これは党派を越えて様々な目的のために国会議員が協力していく組織のようなものと私は理解しています。今回は認知症施策推進目的、さらに言えば今後「認知症基本法」を作る目的の議員連盟です。

今回は第2回の総会で、私は前回に引き続いての参加です。事務局長の鈴木隼人衆議院議員のツイートを共有します。

この議員連盟は様々な分野に政治的な影響力を及ぼすものです。そういう場に自身が参加して意見を述べることやその内容・情報を国民に知ってもらうことは意義があると私は考えます。また、参加することで色々な方と知り合うきっかけにもなります。自身の考え方に合わないもの(例:下記リンク)などを除いて、色々な議員連盟に参加して情報共有をしていこうと思います。

さて、以下に今回の議連総会で配布された資料を共有します。

認知症議連資料20220222(PDF5MB)

興味のある方は↑のリンク先をご参照ください。

以前、国内ではがん対策基本法が成立し、それ以後がん対策が推進したと思います。がんと同様に高齢化社会で顕在化してきた認知症についても認知症基本法の成立を目指すという目的で今後も議連で活動していくことになると思います。

単なる思い付きですが、がん対策基本法の条文内の「がん」を「認知症」へと変換することで今後の認知症基本法としてそれなりのものができるのではないか、とは思いました。試しに第一条のみ、この変換をしてみます。

がん対策基本法

(目的)
第一条 この法律は、我が国のがん対策がこれまでの取組により進展し、成果を収めてきたものの、なお、がんが国民の疾病による死亡の最大の原因となっている等がんが国民の生命及び健康にとって重大な問題となっている現状並びにがん対策においてがん患者(がん患者であった者を含む。以下同じ。)がその状況に応じて必要な支援を総合的に受けられるようにすることが課題となっていることに鑑み、がん対策の一層の充実を図るため、がん対策に関し、基本理念を定め、国、地方公共団体、医療保険者、国民、医師等及び事業主の責務を明らかにし、並びにがん対策の推進に関する計画の策定について定めるとともに、がん対策の基本となる事項を定めることにより、がん対策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。

この条文の「がん」を「認知症」へと変換してみます。認知症が直接死亡につながるわけではないこと、認知症は癌と異なり治癒が難しいこと、等を考慮した上での調節もしています。

(目的)
第一条 この法律は、我が国の認知症対策がこれまでの取組により進展し、成果を収めてきたものの、なお、がんが国民の疾病による死亡の最大の原因となっている等認知症が国民の生命及び健康にとって重大な問題となっている現状並びに認知症対策において認知症患者(がん患者であった者を含む。以下同じ。)がその状況に応じて必要な支援を総合的に受けられるようにすることが課題となっていることに鑑み、認知症対策の一層の充実を図るため、認知症対策に関し、基本理念を定め、国、地方公共団体、医療保険者、国民、医師等及び事業主の責務を明らかにし、並びに認知症対策の推進に関する計画の策定について定めるとともに、認知症対策の基本となる事項を定めることにより、認知症対策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。

違和感はなさそうな気はしますが、いかがでしょうか。

とりあえず、今後もこの議連で活動していこうと思います。

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