先日、NHK党の立花孝志党首の刑事裁判の判決があり、執行猶予付きの有罪判決が出ました。
この裁判については、今後さらに高裁や最高裁で争う予定です。
これらに関連する話として、以前(2020年春~夏頃)NHK党の幹部の間で「悪法への抵抗」「悪法に逆らう」などのテーマが話題となりました。その際に丸山穂高衆議院議員(当時)の秘書の方が国会図書館でこのテーマについて調査いただいたところ、「法哲学」という言葉を知りました。
当時この法哲学に関して勉強してみようと思い、とりあえずヒットして興味深いと思ったのが以下の書籍です。
私が自由意思で自分の臓器を売ることがなぜ禁じられるのか?
ギャグに著作権を認めたらどうなる?
カジノは合法なのに賭け麻雀が違法なのはなぜ?
全人類に共通の良心なんてある?法と道徳、功利主義、人権、国家、自由、平等……私たちが生きていくうえで目をそらさずに考えたい「法哲学の問い」を、たくさんの具体例を紹介しながらわかりやすく解説!青山学院大学の“個性派教授”による、読んで楽しい法哲学教室!
全部で11章からなる構成であり、そのうちの第4章の目次のみ紹介しておきます。
第四章 悪法に逆らうワルになれ! 遵法義務
法律に従う「道徳的義務」はあるのか?
不当判決に従ったソクラテス
法を守って餓死した裁判官
思考停止した遵法は罪である
命令に反してたくさんの人命を救った二人の英雄
法律に従わねばならないという「道徳的義務」はない?
法を愛するからこそ、法を犯します 市民的不服従
日本の市民的不服従 そうです、私がヤミ米屋です
自分で飲む酒を自分で造ってどこが悪い?
殺人的豪雨の中でも登校する大学生
カカシ先生のお言葉
この章だけでも読む価値はあると思いましたので、今回紹介させてもらいました。
この本の著者の住吉雅美教授が最近出した動画がありましたので紹介します。ご参考までに。