先日、爬虫類・両生類を考える議員連盟総会に参加してきました。規制強化・規制緩和を考える良い機会になりました。
参加報告や考えについて以前のツイートにまとめてありますので、ここでも共有します。
https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1473307210734510082?s=20
https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1473309293961420801?s=20
この議連の重要人物お二人が出演している動画を紹介します。松原仁衆議院議員と日本爬虫類両生類協会理事長の白輪剛史氏です。
行政側としては、環境省の方々が参加されておられました。
次のような構図で考えるとシンプルで分かりやすいと思います。※私の勝手な推測です。
爬虫類両生類飼育規制に関して、
規制緩和を求める(規制強化に反対する)業界 vs 規制強化を求める行政
と言ったところでしょうか。
個人的には、可能な範囲で規制は緩和していくべきと考えます。国会議員としてできるだけ適切な判断をするため、適宜知見を積み重ねていきたいと思います。
業界側(白輪剛史さん)の懸念点が配布資料(記事下に共有)に書いてあり、抜粋します。
【爬虫類業界に広がる不安と不満】
・特に犬や猫を飼っている方の声のみで爬虫類までも規制が厳しくなってきているように感じます。
・犬猫のようなケージの広さや運動時間や展示時間の指定や取り決めが、他の哺乳類・鳥類・爬虫類にも適応されてしまわないか不安。
・イヌネコと爬虫類では飼育者の観念や姿勢が違う。
・哺乳類・鳥類・爬虫類など種ごとにそれぞれに合った法律や規制の整備が必要。
・動物取扱責任者研修はほぼ犬猫の内容で、研修の意味をなしていない。
※日本爬虫類両生類協会実施の協会員アンケートより抜粋
いずれも、爬虫類は犬猫とは大きく異なるのに、犬猫の法令を適用しつつある現状に問題があるように思えます。以下、当日配布された資料(個人情報などに配慮し一部編集済)です。
議員連盟の情報はなかなか表に出てこないことが多いのですが、ここでのやりとりが各種政策に大きな影響を与えることを考えると重要な情報が満載だと思います。私としては可能な範囲内で(表に出してはいけない情報を出さないことに気を付けながら)情報発信をしていきたいと思います。
最後に、白輪剛史さんの運営する爬虫類専門動物園を紹介します。
https://youtu.be/Cba8pmAOgO0
今度この動物園に行ってみようと思います。