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梅毒患者が増加中とのことです

性感染症の梅毒患者が増加しているとのことです。今年の梅毒患者が7000人を超えております。参考までに、2000年での梅毒患者の報告数は700人台でした。

この梅毒に関して色々と社会的な課題があり、いくつか羅列していきます。その前に、私は2011年に医師免許を取得して10年経っていますが、これまで梅毒患者を診たことがないことは正直に述べておきたいと思います。

https://twitter.com/narumita/status/1473570962570625026?s=20

↑の報告だと結核患者数より梅毒患者数の方が多いですが、私は臨床現場では結核患者は何度か遭遇はしています。

さて、読売新聞のヨミドクターの記事が梅毒についてよくまとまっていると思いましたので紹介します。

Dr.イワケンの「感染症のリアル」 2018年3月5日 診断力が試される古い病気 梅毒

以下、梅毒に関する課題を挙げていきます。

課題1:無症状期があり、その間に感染が広がる。

梅毒経験者と思われる方のツイート↓が、梅毒感染が広がる理由の一部を示唆していると思います。

課題2:報告患者数より実際の患者数ははるかに多い可能性がある。

届出基準をどう改善すべきかについては、自分の方で調べてみようと思います。

課題3:従来の治療薬である飲み薬だと治療期間が長く、途中で治療を自主的判断で中止する患者さんが出てくる。→新たな治療薬が最近承認されました。

https://twitter.com/avshimiken/status/1472093063447445504?s=20

国内における注射薬の登場で、これが奏効してこれまで途中離脱していた患者さんが減り、結果として患者数が減ることの可能性も考えられますが、果たしてそう単純にうまくいくかどうか分かりません。

とにかく、現状では梅毒患者が増えているので、今後の経過に注視しつつ、改善すべき点を見つけられるように色々とアンテナを張っておこうと思います。

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