先日(2021年12月17日)、参議院予算委員会で自民党の小野田紀美議員がNHKスクランブル化を求めて話題になりました。KAZUYAチャンネルで紹介されていました。
NHKスクランブル化のための法案作りを提案されています。
私はNHKスクランブル化のための法案については何度も参議院法制局に相談しています。以前、法制局からいただいた見解については記事にしてありますので紹介します。
さて、法制局は法案作成において、国会議員のサポートをしてくれるのですが、その際に作成予定の法案の趣旨や意義、その他背景知識など調査したうえで教えていただけるので、私にとって大変勉強になります。
今回は、2年以上前にNHK受信料制度の改革案について参議院法制局に相談した内容を紹介します。2点相談しています。NHK党の最終目標が地上波・衛星放送ともNHKのスクランブル化ですが、ひとまずは部分的に現在のNHK受信料制度の改革を目指したものです。
・最終目標は地上波・衛星放送ともにNHKのスクランブル化ですが、ひとまずは衛星放送のみをスクランブル化する法案について
・ワンセグ機能付きのカーナビや携帯電話を持っている者が支払うべき受信料を減額する法案について(ワンセグ機能付きのカーナビや携帯電話を持っている者はNHKとの契約が必要であるという最高裁判決あり)
この2点に関する法制局からいただいた回答は次の通りです。
受信契約制度の部分的見直しについて(PDF 274KB)
色々と検討事項はあるのでしょうが、とりあえずはこのような↑やりとりを有権者の方々にも知っていただき、興味を持ってもらえればと思います。
立法府に身を置くものとして、法律案に関する仕事は色々と進めていきたいと思います。