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コロナワクチン1回目接種と2回目接種の間隔について 8週間でも大丈夫⁉

7月中旬、私はコロナワクチンの1回目接種をしてきました。

8月中旬に2回目の接種をする予定です。幸い、既に2回目接種の予約は済ませております。幸い、と書いたのは、下記にあるように、2回目接種の予約をするのが難しいケースもあるからです。

新型コロナウイルス感染症に対するワクチンですが、十分な効果のためには2回の接種が必要とされています。1回目と2回目接種の間隔ですが、モデルナ社製のワクチンは4週間あけて、ファイザー社製のワクチンは3週間あけて合計2回、接種する必要があるとされています。

そんな中、国内各自治体へのワクチン供給が順調でなく、ところどころで1回目接種のみならず2回目接種ができないいわゆる「2回目難民」の方が出つつあることが指摘されています。

県内の新型コロナの感染者数は、去年2月から合計して5月25日で8000人を超えました。収束への切り札としてワクチン接種が進む中、湖西市では市民から1回目と2回目の接種の間隔が空きすぎると不安の声が上がり、市は態勢を見直しました。

(中略)

<湖西市健康福祉部 袴田晃市部長>「ワクチンの配送が不透明な中、できるだけ多くの市民に1回目のワクチン接種を優先したことで6週間という結果になっている。1回の接種でも有効だという諸外国のデータも勘案して決定した」
ところが、ファイザー社製のワクチンは、2回目の接種は1回目の接種から3週間の間隔としています。住民からは問い合わせが相次いでいました。(以下略)

↑は湖西市の5月のニュースですが、他の自治体でも同じようなことがあるでしょう。さて、2回目接種が所定の時期に受けられない場合、つまり接種が遅くなりそうで不安に思っておられる方はどう考えればいいのでしょうか?

現時点での回答として、厚生労働省のQ&Aのページの内容を引用します。

ファイザー社のワクチンは、通常、1回目から3週間後に2回目を接種することになっていますが、どのくらいずれても大丈夫ですか?

接種できる間隔の上限が定められているわけではありません。標準の接種間隔を超えても、2回目の接種を受けることができます。接種を1回目からやり直す必要はありませんので、なるべく早く、2回目の接種を受けましょう。

なお、標準の接種間隔を超えた場合のデータは限られているものの、効果は期待できることから、WHO、米国や、EUの一部の国では、3週間を超えた場合でも、1回目から6週間後までに2回目を接種することを目安として示していますので、こうした目安も参考になると考えられます。

というわけで、6週間(1か月半くらい)でもいいようです。国によってはもっと長い期間でも可、としているところもあります。例えば英国は、12週間も可、としていました(その後8週間に短縮)。

私の場合は、1回目接種から4週間後に接種する予定です。間隔が開くと、ワクチンの効果がどうなるのか、については今研究中ですが、開けた方が抗体量が増える、との研究結果はあります。

ファイザー製ワクチン、間隔を4週以上空けると抗体増える=英研究 BBC 2021年7月23日

新型コロナウイルスに対する米ファイザー/独ビオンテック製のワクチンは1回目と2回目の接種の間隔を4週以上空けた方が抗体が増えると、英研究者たちが発表した。1回目と2回目の間を8週間空けることが、デルタ変異株に対して最適かもしれないという。

医療従事者を対象にしたオックスフォード大学などによる調査は政府予算によるもので、まだ査読を受けていない。

ファイザー/ビオンテックはワクチンについて、3週か4週の間隔をあけて2回接種するよう推奨している。

しかし英政府は2020年末に、接種間隔は最大12週間と方針を示した。これは英政府が当初、なるべく多くの国民に少なくとも1回目の接種を急ぎ行き渡らせようとしていたため。イギリスは当時、感染の第2波に襲われており、限られたワクチン供給量での感染抑制を優先していた。(以下略)

研究結果については査読前でありしっかりとチェックがなされた論文というわけではないことに注意は必要でしょう。また、抗体が増えることよりも重要なこととして、間隔をあけて接種した場合でも感染するリスクは抑えられるか、あるいは感染したとしても重症化するリスクは抑えられるか、ということに注目すべきでしょう。ですが、いずれにせよ2回目接種は時間が開いても効果はそれなりにあると予想しても大きく外れないようには思います。

2回目接種時には発熱などの副反応が1回目よりも出やすいようなので、私自身気を付けようと思います。

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