本日、立憲民主党の衆議院議員、本多平直氏が議員辞職することを発表しました。
8分50秒あたりに、「比例代表選出の議員であり、党を離れる以上、筋を通し衆議院議員を辞職することも決断いたしました。」という態度は本当に立派だと思います。
議員辞職に至る経緯については詳細は省きますが、一応ご本人の書き込みを紹介しておきます。
党内議論の、特に人に重い刑罰を課す法律についての真剣な議論の中での例示を理由とした重い処分は、政党内の自由闊達な意見表明を委縮させかねず、またひいては言論の自由、思想の自由の侵害にもつながりかねない深刻な問題です。党の適切な対応を、強く希望します。18/18
— 本多平直 (@pontapiranao) July 23, 2021
ところで、本多平直議員は2017年の衆議院議員選挙で北海道4区では次のような結果です。
小選挙区で敗れて比例復活で当選されています。
本多平直議員が辞職することで、山崎摩耶氏が繰り上げ当選の権利を持つことになります。そしてこの山崎摩耶氏は現在国民民主党にいるようです。
山崎摩耶 | 選挙 | 新・国民民主党 – つくろう、新しい答え。
立憲民主党が、現在別の党にいる方を繰り上げ当選させるのか?もちろん、衆議院の任期満了も近づいているので影響としては小さいのかもしれませんが、少し気になるところです。
Twitterではこのような書き込みもありました。
本多議員の辞職で、旧立憲の比例名簿が有効なら次点の山崎元議員が繰り上げ当選の見込みではありますが、比例名簿から削除されたり無効だったりということになると、共産候補に繰り上げ当選がまわってくるようです。
— ライジングおむかいサン (@RisingOmukaiSun) July 27, 2021
比例名簿から削除されていて対象者がいない場合に他党候補に繰り上げ当選が回るというのもなかなか興味深いところです。公職選挙法を勉強する良い機会なので、注意深く見守ろうと思います。