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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症に関する各種研究の中間報告

新型コロナウイルス感染症が問題となりだしてから1年半になろうとしています。新興感染症ということでまだまだ分からないことが多く、各種研究が必要な状況と思われます。

世界各国で多くの研究が行われていますが、今回は日本における研究の一部を紹介します。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策として定期的に厚生労働省で開催されている「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」の第39回(令和3年6月16日)で報告された「COVID-19 後遺障害に関する実態調査(中間集計報告)等」です。

注目すべき報告のひとつはこの図です。コロナ感染後、各種症状が6か月後も遷延する可能性が指摘されています。

それぞれの症状が長期間遷延するとすれば、QOLにはそれなりの影響を与えることが予想されます。今後のさらなる報告にも注目したいところです。

色々な考え方があるのは承知の上ですが、ワクチン接種によってこういう症状に苦しむことを防ぐことができるのであればそれに越したことはありません。

以下に上記報告資料を紹介させていただきます。

上記資料の一部に書いてあることですが、感染時に重症度が高いほど障害が残りやすいというのは感覚的に理解しやすいとは思います。重症化を防ぐ意味でもワクチン接種は大いに意義があると考えるのは妥当だと思います。

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