先日(2021年4月14日)、参議院国民生活・経済に関する調査会がありました。調査会とは?については、以下のリンク参照。
開会年月日 令和3年4月14日
国民生活・経済に関する調査会(第四回)「誰もが安心できる社会の実現」のうち、困難を抱える人々への対応(社会的孤立をめぐる課題)について参考人東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム研究部長藤原佳典君、ジャーナリスト・特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会広報担当理事池上正樹君及び成蹊大学文学部教授澁谷智子君から意見を聴いた後、各参考人に対し質疑を行った。
3名の参考人の先生方から意見を聞き、その先生方への質問の機会をいただきました。
参考人の先生方による意見陳述(20分×3名)の動画↓です。
3名の先生方に対する私の質問の動画↓です。
質問内容を以下にまとめます。
・東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム研究部長藤原佳典先生への質問→今後の健康寿命はどこまで伸びる可能性があるか?
・ジャーナリスト・特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会広報担当理事池上正樹先生への質問→ひきこもりのなりやすさや特徴に地域差はあるか?
・成蹊大学文学部教授澁谷智子先生への質問→ヤングケアラーという言葉よりも「若者介護奴隷」とする方が問題の深刻さが伝わると思うのですが、その見解を聞きたい。
私にとって、なかなか勉強になる調査会でした。
以下、今回の調査会と関連しそうなツイートを紹介しておきます。
参議院の国民生活・経済に関する調査会の参考人として「ひきこもり(8050問題)」をテーマに陳述と質疑が行われました。この日の「高齢者」藤原佳典 東京都健康長寿医療センター研究所部長、「ヤングケアラー問題」澁谷智子成蹊大学教授とも、方向性は同じものを感じました。https://t.co/ecxz6anwkg
— masaki ikegami ルポ「8050問題」出版 (@chakichakiike) April 16, 2021
両親・祖父母などの世話や介護
中学生の約17人に1人「ヤングケアラー」
国の初の実態調査 結果まとまる平日1日の平均 中学生で4時間
「勉強の時間が取れない」
「睡眠が十分に取れない」との回答もhttps://t.co/zYqDDvsmLd— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) April 12, 2021
ヤングケアラー問題のポイントは要介護老人の増加ではなくて、認知症・精神障害・重度身体障害といった、小さな病院でも担いきれなくて専門病院に回すような要介護度の高い人のケアを、その専門家でもない若者にやらせて憚らない文化。身内で回せてますという体裁を取り繕うべく若者の善意を消費する点
— 雨 滴 堂 (@Utekido) April 12, 2021
「ヤングケアラー」という名前をやめて、「若年介護奴隷」にしたほうがいいと思う
前者では実態がわかりにくいし— きんだいち (@kanedaichi4) March 20, 2021