先日、大阪市旭区にある常翔学園中学校に行って、模擬選挙という授業で登壇してきました。これは7つの国政政党の者が集まり、各々の政策を訴え、最後に中学3年生の生徒さんから投票をしてもらう、という授業です。昨年に引き続いての参加でした。
今回の記事は前回の記事↑の続きとなります。
主催の常翔学園中学校のブログ記事はこちら↓。リンク内に写真あり。
中学3年生を対象に、主権者教育の一環で模擬選挙を実施しました。昨年初めて実施し、生徒達にとって非常に有意義だったことから、今年もぜひ実施したいと各政党にお願いしたところ、非常にお忙しいにもかかわらず現職国会議員4名、前職1名をはじめ大阪府議、市議、合わせて7つの国政政党の方々に来校いただくことができました。政策等を中心に中学生にわかりやすくお話しいただき、ディスカッション、投票、講評と朝から午前中いっぱいお付き合いいただいたことに感謝申し上げます。予想していた以上に生徒達も実際の政治家の先生方の話に関心をもって真剣な眼差しで聞いていて、大変有意義な時間になったのではないでしょうか。
昨年のブログ記事はこちら↓。
この模擬選挙の流れを大雑把に説明すると、前半と後半に分かれます。
・前半:生徒さん約100名の前で、各政党代表者が15分でプレゼンテーション
・後半:生徒さん各々がさらに話を聞きたい or 話をしたい政党のところへ行って、各政党代表者とディスカッションタイム15分×2
今回の記事では、私が前半の15分で話した内容を紹介します。
本日は常翔学園中学校の模擬選挙の授業で登壇してきました。昨年に引き続いての参加となります。NHK、オプエド、憲法改正の話などしてきました。生徒さんの真剣な眼差しを受けて良い刺激をいただくとともに、他の国政政党さんのお話も聞かせていただき、勉強になりました。ありがとうございました。 pic.twitter.com/10Ln2B51vC
— 参議院議員 NHK受信料を支払わない方法を教える党 浜田 聡 YouTubeチャンネル登録よろしく! (@satoshi_hamada) February 13, 2021
前半の15分では次の順番で話をしました。
1.オプエド(※)の紹介。
様々な意見・考え方があるということを知ってもらい、そして様々な意見を自分でしっかりと判断することの重要性を伝えるのが目的でした。
※ オプエド、Op-ed (opposite editorial の略)とは簡単に言うと、ある新聞記事に対して同じ新聞内で反論や異論などを述べる記事のこと。日本では定着しているとはいいがたいですが、海外では一般的のようです。読者にとって絶対的に正しい意見など存在しないことを知らせることで、「リテラシー(情報を読み解く力)」を高める効果があるとされています。
2.NHK党の目標、NHKのスクランブル放送についての解説。
本来であれば、ここに時間を割くべきなのかもしれません。が、ここでの説明はあっさりとしたものにとどめました。「スクランブル放送」という言葉を覚えてもらうのが目的です。
3.憲法改正についての話。
現在開かれている第204回通常国会で、国民投票法改正案の審議の可能性があるということ、9つの国政政党のうち6つの政党は改憲に積極的または改憲を否定していない状況であることなどをお話しました。今後の国会での動向に興味を持ってもらうのが目的です。また、憲法は他の法律とどう違うのか、についても簡単にお話をしました。
15分は長いようで短い、短いようで長い。構成を悩みましたが、上記のようにしました。それなりに個性は出せたのではないかと思いますが、内容が生徒さんにうまく伝わったかどうかは???です。
次回以降も今回の模擬選挙についての記事を書いていこうと思います。
控室はこんな感じでした↓。
常翔学園の皆様、そして他党の皆様、ありがとうございました。