2019年の参議院議員選挙で、NHKから国民を守る党は1議席を獲得しました。党として、選挙公約に憲法改正についての立場を明確にしているわけではありませんが、国政政党である以上、憲法改正の話題に関して避け続けるわけにはいきません。
今国会では、注目法案として、憲法改正の際に重要な国民投票法の改正案があります。
というわけで、個人的に憲法については知見を少しずつ深めていこうと思っています。
前回に引き続き、憲法改正についての考えを述べていきます。
倉山満さんが書いたこちらの書籍を参考にしています。憲法改正をするのであれば、どのような内容にすべきか、について書かれており、大変参考になります。
今回は、自民党の憲法改正草案のページ、そして自民党の党是をチェックしておこうと思います。
自民党の憲法改正草案のページはこちら↓です。
自民党の憲法改正のページに、その目指すところがまとめられているのでここで紹介します。
国民の幅広い理解を得て、新しい時代の憲法を目指します。
「現行憲法の自主的改正」は結党以来の党是であり、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3つの基本原理はしっかり堅持し、初めての憲法改正への取組みをさらに強化します。
わが党は改正の条文イメージとして、
①自衛隊の明記、②緊急事態対応、③合区解消・地方公共団体、④教育充実の4項目を提示しています。憲法改正に関する国民の幅広い理解を得るため、党内外での議論をさらに活発に行います。
衆参の憲法審査会において、国民のための憲法論議を丁寧に深めつつ、憲法改正原案の国会提案・発議を行い、国民投票を実施し、早期の憲法改正を目指します。
細かい議論は色々とあるようですが、現時点では、「現行憲法の自主的改正」は結党以来の党是とのことです。衆参とも最大数の議席である自民党の党是が憲法改正であるわけですから、今後の憲法改正の可能性を感じつつ、一方、これまでチャンスがあったのになぜ憲法改正しなかったのか、という疑問も感じるところです。
引き続き、次回以降も様々な意見を参考に、今後の憲法改正について、自分なりの考えを簡潔にまとめていこうと思っています。