2019年の参議院議員選挙で、NHKから国民を守る党は1議席を獲得しました。党として、選挙公約に憲法改正についての立場を明確にしているわけではありませんが、国政政党である以上、憲法改正の話題に関して避け続けるわけにはいきません。
今国会では、注目法案として、憲法改正の際に重要な国民投票法の改正案があります。
というわけで、個人的に憲法については知見を少しずつ深めていこうと思っています。
前回に引き続き、憲法改正についての考えを述べていきます。
倉山満さんが書いたこちらの書籍を参考にしています。憲法改正をするのであれば、どのような内容にすべきか、について書かれており、大変参考になります。
今回は、現在の日本に9つある国政政党のうちNHK党を除く8政党の憲法改正に関する考え方について確認していきたいと思います。
自由民主党の憲法改正草案はこちら↓。
日本国憲法改正草案 自民党憲法改正推進本部 党是が憲法改正。改正草案提示済み。
立憲民主党の憲法改正についての考え方はこちら↓。
憲法に関する考え方 ~立憲的憲法論議~ 改正を全否定しないとのことです。
公明党の憲法改正についての考え方はこちら↓。
日本維新の会の憲法改正への取り組みはこちら↓。
憲法改正への取り組み 教育無償化、統治機構改革、憲法裁判所の設置という3点。
国民民主党の憲法への基本姿勢はこちら↓。
憲法 国民民主党政策INDEX 2019 国民とともに憲法の論議を進めます。
社民党の憲法改正についての考え方はこちら↓。
社民党OfficialWeb 政策 当面の改憲の論点に対する見解 改憲反対。
共産党の憲法改正についての考え方はこちら↓。
最良の対案は現行憲法 改憲反対。
れいわ新選組の憲法改正についての考え方はこちら↓。
憲法変えようとする人 怪しいと思え れいわ・山本代表インタビュー 改憲反対。
このように羅列してみると、NHK党以外の8党のうち、3党(社民・共産・れいわ)は改憲反対、立憲民主党は改憲を否定せず、4党(自民・公明・維新・国民民主)は改憲に積極的、と考えました。
このように各党の会見に関する考え方を眺めてみると、憲法改正をすること自体は不可能ではないように思えてきました。ただし、どのように改正するか、についてまだまだ議論が必要だと思います。
引き続き、次回以降も様々な意見を参考に、今後の憲法改正について、自分なりの考えを簡潔にまとめていこうと思っています。