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東京電力廃炉資料館を訪問 東電の責任はともかくとして当時の菅直人総理の責任は?

2020年12月20日(日)から21日(月)にかけて、福島第一原発事故で住民の大半が避難を余儀なくされた地域を見てきました。12月20日(日)にいわき駅からレンタカーで北上して浪江町で宿泊しました。

今回の記事は前回の続きになります。21日(月)は浪江町のビジネスホテルを出発して国道6号線を南に向かいました。

道中、双葉町で国道6号線を外れ、通行できる道路を選んで少しだけ車を走らせてきました。廃墟のような家屋が多くありました。写真を掲載しておきます。町の大半が現在も帰還困難区域なので無理もありません。

さて、この日、21日(月)の目的地はこちら↓。

東京電力廃炉資料館

当社は、発電所周辺地域をはじめとした福島県の皆さま、そして多くの皆さまが、福島原子力事故の事実と廃炉事業の現状等をご確認いただける場として、「東京電力廃炉資料館」を開館いたしました。

入館料は無料で、見学者にはスタッフの方がついて案内してもらう形です。

<ご来館を予定されている皆さまへのご案内>
当館は、現在、多くの皆さまにご来館をいただいております。
このため、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、スタート時間を定め、見学時間60分のツアー形式で館内をご案内しております。
各時間のツアーが満員の場合、ご入館をお待ちいただくことがございますので、ご来館をご予定されている皆さまには、事前予約(ご連絡)のうえ、ご来館をお願いいたします。
ご来館いただく皆さまのご協力を賜わりたくお願いいたします。

【ご見学時間】(60分)
・ 9:30 ~ 10:30
・10:00 ~ 11:00
・10:30 ~ 11:30
・11:00 ~ 12:00
・11:30 ~ 12:30
・12:00 ~ 13:00
・12:30 ~ 13:30
・13:00 ~ 14:00
・13:30 ~ 14:30
・14:00 ~ 15:00
・14:30 ~ 15:30
・15:00 ~ 16:00
・15:30 ~ 16:30

【定員】 各回 7名様

【ご予約受付電話番号】
0120-502-957(フリーダイヤル)

ボタンを押すと映像と音声が流れる形の展示が多かったです。

見学は1回につき1時間程度とされていますが、ご案内いただいた方の話によると、全ての展示を見て回ると4時間ほどかかるとか。複数回通って勉強するのもいいかもしれません。

私は以前、Fukushima50という映画で現場で起こっていたことを映画で知りました。

この映画などで予習してから見学に行くのもいいかもしれません。

↑のように、展示のところどころで東京電力の反省の弁がありました。

↓の展示によると、廃炉作業に1日当たり4000人近い方々が働いているようです。

この4000人近い人数によって今後も果てしなく行われる労働が生み出すものが何か、を考えるとむなしさがありますが、必要な作業でもあると思います。

この資料館での展示で気になったことがひとつあります。

当時の菅直人総理が、大地震のあった3月11日の翌日3月12日早朝にヘリで現地訪問したことによる、現場での事故対応への影響です。現職の総理が現地訪問をすることで、現場での対応に影響が出ないわけはありません。

私がこの資料館で見た範囲では、展示内容に総理訪問について見つけられませんでした。次回訪問時に確認してみるとともに、今後、自分の方でも色々と調べてみようと思います。

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