国会議員には、その立法活動などを行うために国会で様々な調査活動を手伝ってくれる環境が整っています。ひとつは以前紹介した調査室があります。
この他に、国立国会図書館もあります。
国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立の図書館です。国会法第130条の規定に基づき、国立国会図書館法により設置されています。
「議員の調査研究に資するため、別に定める法律により、国会に国立国会図書館を置く。」
(国会法 第130条)
私はこれまで調査室だけでなく国会図書館にも調査をお願いしてきました。いずれも非常に心強い存在です。
さて、今回はNHKから国民を守る党が今後ゴルフ党へと党名変更するにあたり、世界各国でゴルフが政党名に入っている、あるいはゴルフを主要政策として掲げている政党があるのかに関して国会図書館にしていただいた調査の話です。
以下が調査結果となります。
1.政党名に「ゴルフ」が入っている政党
G20参加国の政党については、世界各国の政党についてまとめられた図書の最新版である2009年版を、さらに英米独仏については、政党・政治団体の政治資金について掲載された資料やデータベースを調査いたしましたが、名称にゴルフが入っている国政政党は見付けることができませんでした。(中略)
2.党の主要な政策がゴルフに関係する政党
世界各国の主要な新聞・雑誌記事が収録 されているデータベース ProQuestなどを検索いたしましたが、主要な政策がゴルフに関係する政党は見付けることはできませんでした。
ちなみに、調査結果の上記抜粋部位以外には、海外での政治とゴルフの関連について色々と情報があります。
ということで、政党名にゴルフの文字が入っている政党は、おそらくゴルフ党が世界初かもしれません。
国会図書館の方に調査いただいたことを感謝申し上げます。
ゴルフ党への党名変更に向けての準備を少しずつ進めていきます。