国会議員は国費が支給される公設秘書を3人雇うことができます。
Q 国会ではどのような人たちが働いているのですか
A 国会議員以外に、それぞれの議員の事務室で秘書が働いています。秘書には公設秘書(公務員として国から給料が支払われる者)と私設秘書があり、公設秘書は、1人の議員に3人まで認められています。うち1人は「政策担当秘書」です(政策担当秘書については「ご案内」の「政策担当秘書資格試験」をご覧ください)。
私は3人の公設秘書の方々にお世話になっています。
ところで、私が繰り上げ当選して国会議員となって1年が経ちました。
この1年という節目を機会に、新たな方々を公設秘書として迎え入れることにしました。※申し訳ありませんが、現在その詳細については伏せさせていただきます。
公設秘書の人事異動をしているこの機会に、私が考える公設秘書のお仕事について記載していきたいと思います。各仕事を整理できればいいのですが、整理しようと思うとなかなか筆が進まなくてかえって非効率です。というわけで、ひとまずは私が思いつく(期待する)仕事を羅列していこうと思います。
以下、羅列。
大前提
・できるだけ楽しく仕事する。
・心身ともに無理しない。
・勉強する。
・困ったらすぐ相談する。国会内で国会議員の権限を用いてできること
・調査室に調査依頼をする。
・法制局に立法の相談をする。
・国会図書館に調査依頼をする。
・各省庁国会連絡室を通じて、各省庁と交渉。
・質問主意書を書く(提出する)。答弁書を書く官僚の負担減のため、できれば提出前に対象となる省庁に事前に相談する。
・請願書を書く(提出する)。抽象的に仕事を表現してみると
・党の目的達成に向けて尽力する。
・国会議員のサポートをする。
・上記と関連して党(党首)のサポートをする。秘書ならでは(?)の仕事
・来賓の代理出席をする。
日常的な仕事
・毎週の役員会・幹部会見、毎月の定例会の準備や片付けをする。
・議員あてに届いた書類等をチェックする。
・議員に届く陳情への対処(または対処のサポート)をする。国会会期中の仕事
・委員会での質問準備のサポート。
・本会議で採決対象となる法案や条約等に一通り目を通す。
・(議員が首相や大臣と挨拶を交わす際に)写真撮影をする。議員会館事務所内での仕事(人による)
・電話対応をする。
・来客対応をする。
・事務所の整理等。その他、期待したいこと(人による)
・仕事の成果等をインターネット等で発信すること。
・将来的に選挙に挑戦する際の様々な準備をする。
・党が関係する選挙のお手伝い。他の国会議員事務所の秘書はしているかもしれないが、私はお願いしていない仕事
・移動時の運転手。
・いわゆる地元の挨拶回り。
細かい仕事を考えるとまだまだあると思いますが、ひとまずこの辺りでとどめておきます。状況によって仕事内容が変化する可能性はあります。
以前書いた記事です。適宜ご参照ください。