国会議員には、その立法活動などを行うために国会で様々な調査活動を手伝ってくれる環境が整っています。ひとつは以前紹介した調査室があります。
この他に、国立国会図書館もあります。
国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立の図書館です。国会法第130条の規定に基づき、国立国会図書館法により設置されています。
「議員の調査研究に資するため、別に定める法律により、国会に国立国会図書館を置く。」
(国会法 第130条)
私はこれまで調査室だけでなく国会図書館にも調査をお願いしてきました。いずれも非常に心強い存在です。
さて、今回は大麻に関して国会図書館にしていただいた調査の話です。
先日、伊勢谷友介さんが大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。
日本では大麻は医療用・嗜好用ともに使用を禁止されています。一方、世界各国では大麻使用が合法となっている国があります。
どういった国が大麻使用が合法化されているかについて調査をしてもらいました。調査対象国はG20各国(+台湾)としています。
以下、国会図書館からの回答を共有します。
G20各国での大麻使用合法化の状況(約1MB PDF)
※メキシコ・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコについては↑のリンク先を参照のこと。
医療用大麻については合法とされている国がそれなりにあるように思います。日本で合法化すべきか否かについては慎重に考えたいところですが、大麻に限らず薬物依存症については少し勉強してみようと思います。
【New】俳優の伊勢谷友介さんが大麻所持で逮捕されバッシングが始まっています。
そもそも大麻の健康影響はどこまで明らかになり、犯罪化は何をもたらしているのでしょうか? 薬物問題研究の第一人者、松本俊彦さんに緊急インタビューをしました。(岩永直子 @nonbeepanda)https://t.co/YROP1LfEaf
— BuzzFeed Japan Medical (@BFJMedical) September 10, 2020