これまで幾度となく参議院法制局のお世話になってきました。
法制局は国会議員の立法のお手伝いをしてくれる非常に心強い存在です。衆議院・参議院いずれにも法制局があります。
本日、参議院法制局に2つの法案の相談をしました。1つは自動車関連税制の減税法案です。
JAFが要望をしているようなので、JAFの要望書を参考にして法制局にお願いしてみました。
自動車にかかる税金の種類
取得段階 環境性能割、消費税
保有段階 自動車税、軽自動車税、自動車重量税
使用段階 揮発油税、地方揮発油税、軽油引取税、石油ガス税、消費税・最初の3年間で50万円以上も支払っています
・およそ40年も本来の約2倍の税率がかけられています
・取得・保有の段階では海外と比べて約2.3~29.5倍も高くなっています
・日本の税収額の約1割を自動車ユーザーが負担しています
2020年度税制改正に関する要望書 ~自動車ユーザーは強く訴える~
もう1つは、憲法53条の問題点を補完する法案です。数日前にこのブログで話題にしたものです。
この2法案について、法制局の方にメールを送って相談してみました。担当部署の方に送っていただけるとのご返信をいただきました。以下、個人情報がわからないようにメール内容の一部を公表します。
浜田聡先生机下
お世話になっております。
御依頼については、憲法第53条の件は、第1部第1課が担当です。
また、自動車関連税制については、国税部分は第4部第1課、地方税部分は第3部第1課が担当となります。
それぞれの課で検討の上、御相談等をさせていただくこととなると思います。私の方で、それぞれの課に連絡をしておきました。
なお、依頼内容の所管課が不明の場合、第1部第1課にお問い合わせいただければ、適宜対応が可能です。
法制局のいいところは、相談開始時のハードルが低い(と思われる)ところです。今後この2法案の骨子作成までやってみて公表します。
コメント
>日本の税収額の約1割を自動車ユーザーが負担
これって凄いですねえ。
(私はペーパードライバーで車を持たないので、直接の関わりはないんですが)
>取得・保有の段階では海外と比べて約2.3~29.5倍も高くなっています
こうなった経緯も気になるところです。
[…] 自動車関連税制の減税法案と憲法53条の問題点を補完する法案について参議院法制局に相談 | NHKから国民を守る党 浜田聡のブログこれまで幾度となく参議院法制局のお世話になってきま […]