先日の記事では、みんなの党アジェンダ2013を紹介させてもらいました。
このアジェンダにある政策を1つ1つ見ていこうと思います。見るだけになる可能性が高いかもしれません。1記事で紹介できる政策は控えめにするため、全てをカバーするためには30記事ほど必要かもしれませんが、気長にお付き合いいただければと思います。
今回はアジェンダのII-1 2020年の電力完全自由化の実現 の部分を見ていきます。
II エネルギー転換で達成する経済成長と原発ゼロ! ―グリーングロースによる新しい社会システム構築―
1 2020年の電力完全自由化の実現
① 電力自由化推進本部を内閣に設置する。
② 発送配電分離(所有権分離)を実現。まずは実質国有化している東京電力から所有権分離を先行する。
③ 電力事業の地域独占廃止。発電・小売りを完全自由化する。
④ 高度の独立性を有した電力事業の規制機関を創設し、事業者間の中立性を確保するために、厳格な行為規制を設ける。規制機関には、外部からの人材を積極的に登用する。
⑤ スマートグリッド・スマートメーターの推進、計画値方式の導入、卸電力市場改革により、需要者・供給者が互換的に電力を取引する市場を形成。電力需給の逼迫は、計画停電や電力制限令を用いることなく、市場による調整メカニズムによって解消する。
⑥ 発電部門の総括原価方式を廃止する。
これまでのアジェンダの記事を以下に掲載していきます。