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自民党の日本国憲法改正草案

4日後の1月20日より通常国会が始まります。

通常国会1月20日召集へ 政府・与党方針(産経新聞 2019.12.16)

色々と焦点はあるとは思いますが、憲法改正について進展があるのかどうかに注目しています。

憲法改正、今後1年で「相当な成果期待」 首相、党会合で意欲(日経新聞 2020/1/16 21:30)

安倍晋三首相は16日、自民党中央政治大学院の会合であいさつし、国会での憲法改正を巡る論議を今後1年ほどで進展させたいとの考えを示した。同大学院が2021年2月まで憲法に関する講座を開くのを踏まえ「国会における議論はそれまで待つ必要はない。来年の講座終了時には相当な成果が出ていることを期待したい」と語った。

今後1年ほどで改正させたい、ではなく、進展させたい、とのことです。改正を急ぐべきとは言いませんが、まだまだ時間がかかりそうな印象を持ちました。

とにかく、憲法改正の発議となると、自民党の草案がたたき台となる可能性が高いので、少し見てみることにします。

日本国憲法改正草案の主な内容

色々と意見があるとは思いますが、個人的に一番重要と思うのは、↑で一番最後にある「憲法改正提案要件の緩和」です。現時点では、↓の図にあるように、

衆参ともに「総議員の3分の2以上の賛成」が必要ですが、自民党の改正草案では、衆参ともに「総議員の過半数の賛成」となり、条件が緩和しています。

憲法という日本の最高法規がころころ変わるべきとは思っていませんが、時代に合うように適度に改正していく仕組みにはなってもいいのでは、と思います。

報道ではあまり通常国会での憲法改正についての記事があまりないように思いますが、始まってみないとわからないので、進展するか否かに注目です。

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コメント

  1. ムロハシマサヒロ より:

    まずは、中東有事の際に自国のエネルギーを運搬するタンカーを警護することで警察権と異なる防衛の為の武器使用は認める法律に改正が必要で、原発が動かない状況であれば電気供給が出来なくなるわけで、それを政治家が国民に説明する責務があると思います。その上で発議に賛成して行くべきです。