今後、選挙に挑戦予定なのですが、候補者説明会で色々と事務的手続きの宿題を与えられて色々と忙しくしております。
この選挙を仕切っておられる選挙管理委員会の方々の対応は非常に丁寧です。わからないことがあって電話で質問するのですが、丁寧にご対応いただけて安心しております。
さて、今回は選挙にかける費用について書いてみようと思います。数年前の私は、選挙に出るのであれば、
・選挙事務所を構えて
・後援会を立ち上げて
・人たくさん雇って
など、金がかかって大変そうだなぁと思っていました。が、調べてみると選挙にかける費用は結構バラエティがあると思います。
こんな方がいました。ネットで話題になったので知っている方もいるかもしれませんね。
地方統一選!25歳引きこもりニートの上野竜太郎氏が惜しくも落選
上野竜太郎のマニフェストは?8000円の選挙費で1399票獲得も落選!
記念すべき6枚目 pic.twitter.com/5my9wZ59sZ
— 上野竜太郎 (@uenoryutaro) 2015年4月3日
8000円の選挙費で、大健闘したようです。
上野竜太郎さんの選挙は本当に面白いです。
これは極端な例としても、調べてみるとコストをかけない選挙は色々とあります。
後援会なし・名簿なし・選挙カーなし・知人なし・家族の応援なし・もちろん事務所なし、これを完全ひとり選挙と称しています。
選挙期間中は、下の写真のような市販のシルバーカーにスピーカー等を搭載、このスタイルで延べ100キロ以上を歩いてご報告行脚をします。
1人なので 会場手配など人手の掛かる選挙期間中の演説会とやらも出来ません。
告示板のポスター貼りは業者に依頼、告示の手続などは自分でします。
(中略)
●1995年度の市議会選挙 (出なかった選挙)
●1999年度の市議会選挙 (初当選:2379票:34/36位)
●2003年度の市議会選挙 (2期目伸び率トップで当選:3519票:19/36位)
●2007年度の市議会選挙 (3期目当選:3362票:22/34位と、渋く当選)
●2011年度の市議会選挙 (4期目当選:4845票:2/34位)
●2015年度の市議会選挙 (5期目落選:前回の4845票から一気に1671票へ記録的落選へ)
この方、高橋しんすけさんは、「ひとり選挙」と称する手法で実際に何度か当選をされております。
こんな↓方もおります。
選挙もしくは選挙前の選挙に向けた取り組みの政治活動を含め、選挙にお金をかけたらキリがないのは確かだし、噂が本当であれば、いまだに市議選に何千万円ものお金をかけている人もいるわけだが、私の考えでは供託金に加えて100万円程度あれば市議選は十分に、戦うことができる(供託金は、政令市市議が50万円で、それ以外の一般市の市議が30万円)。
選挙事務所は作らないで自宅兼事務所にする。秘書は雇わないで全て自分で対応する。選挙事務所を作るから電話番が必要になるのであって、作らなければ秘書はいなくても転送電話で対応は可能だ。
(中略)
別に、ひとりで活動したってよいのだ。むしろ、ひとりで活動したほうが「頑張っている、えらい」などと応援されたり、同情されることもあるようだ。旧来型の選挙では、アルバイトでも何でも人を並べて陣営の強さを誇示しようとする。従い、ひとりでの選挙戦は好対照となる。
長島一由さんは、鎌倉市議会議員の後、逗子市長・衆議院議員も務められております。
このように調べてみると、色々なやり方があって面白いと思います。
うまくいくかどうかは別にして、コストをかけなければ失敗(落選)時のダメージはそれだけ小さく済むことでしょう。
で、私の今後の選挙の予定ですが、当然事務所は構えませんし、後援会の立ち上げもしません。お金がないわけではないですが、落選をある程度想定した上で行動するべきと考え、このようにコストを削っての挑戦予定です。
今後どうなるかはわかりませんが、今のところ、それなりに楽しめています。
選挙と起業では色々と違うかもしれませんが、この本↓には色々とアイデアもらえました。