負動産:所有していても役に立たないどころか、固定資産税の負担などによりマイナスの価値の物件、と言う意味だと思っています。
この負動産という言葉、これまで時々耳にしましたが、今回は市有地売却で本当にマイナスの価格の物件がでました。
マイナス795万円で市有地落札 埼玉・深谷、全国初か(産経新聞 2018.12.26 16:37)
埼玉県深谷市は26日、使われていない市有地の売却のため、予定価格をマイナスに設定した入札を実施し、マイナス795万円で落札されたと発表した。0円未満での落札は全国初とみられる。落札者が建物の解体費を負担する一方、落札額は市が負担する。
約1500㎡の土地で、廃校になった小学校の体育館があり、解体費用がかかるからのようです。
地図ではここ↓のようです。
この辺りの土地勘はないのでよく分かりませんが、1500㎡と広い土地なので、宅地としては使えるのではないでしょうか。
解体費は落札者負担ということで、自社で解体できるなどの業者さんは有利ですね。今後もこういう土地が出てくるのではないでしょうか。使っていない土地を有効利用できるのであれば、まぁいいんじゃないですかね。