今回の記事は、昨日の記事の続きです。
日本サッカーの各リーグの中で、各地域リーグからJFLへの昇格についての話です。
JFLへ昇格するには、最終的には全国地域サッカーチャンピオンズリーグで2位以内になる必要があると書きました。で、この大会に出場できるのは
1.下の各地域リーグの優勝チーム→9チーム
・北海道サッカーリーグ 北海道十勝スカイアース
・東北社会人サッカーリーグ1部 ブランデュー弘前FC
・関東サッカーリーグ1部 栃木ウーヴァFC
・北信越フットボールリーグ1部 サウルコス福井
・東海社会人サッカーリーグ1部 鈴鹿アンリミテッドFC
・関西サッカーリーグ1部 バンディオンセ加古川
・中国サッカーリーグ 松江シティFC
・四国サッカーリーグ 高知ユナイテッドSC
・九州サッカーリーグ J.FC MIYAZAKI
2.1.の条件が達成できない場合、全社(正式名称:全国社会人サッカー選手権大会:社会人サッカーにとっての天皇杯のようなトーナメント戦)という大会で好成績→3チーム
・アルティスタ浅間(北信越リーグ2位)
・FC刈谷(東海リーグ2位)
・おこしやす京都AC(関西リーグ2位)
合計12チームです。ここまでが前回の話。
この12チームが全国地域サッカーチャンピオンズリーグにおいて、2回にわたってリーグ戦を戦います。
まずは1次ラウンドです。12チームが4チームずつ、3つのリーグに分かれて総当たりで各チーム3試合をします。このうち、2次ラウンドに進めるのは
・各リーグの1位チーム→3チーム
・各リーグの2位チームのうち、最も成績の良いチーム→1チーム
です。この1次ラウンドの3試合は、3日連続で戦う必要があり、過酷です。
今年の大会の1次ラウンドは次のような結果でした。(2018年11月9・10・11日)
この結果、1次ラウンドを突破したチームは次の4チームです。
・FC刈谷
・鈴鹿アンリミテッドFC
・松江シティFC
・J.FC MIYAZAKI
この4チームで2次ラウンド(総当たりで各チーム3試合)を戦い、上位2チームがJFL昇格です。昨年まではこの2次ラウンドのリーグ戦も3日連続だったのですが、今年からは隔日になりました。
この2次ラウンド、最近開幕しまして、本日終了しました。(2018年11月21・23・25日)
結果は次の通りです。
晴れて、松江シティFCと鈴鹿アンリミテッドFCがJFL昇格となりました。
松江シティFCは島根県初のJFLチームとなります。地域性を考慮し、密かに応援していたので、昇格したのは嬉しく思います。
cf. 他のチームについては三重県・愛知県・宮崎県であり、いずれもJFLまたはJリーグのサッカーチームが既にあります。
こんな感じで、地域リーグからJFLへの昇格は本当に厳しい、と思います。
というわけで、松江シティFCと鈴鹿アンリミテッドFC、おめでとうございました。