関東地方の話になりますが、JR赤羽駅のホームで、本日10月17日に無人店舗の実証実験が始まったようです。
JR赤羽駅のAI無人店舗を体験してみた(ITmedia ビジネスオンライン 2018年10月16日 17時34分 公開)
入り口でSuicaをかざし店舗に入る。店内には飲料や菓子などが並んでおり、棚から自由に商品を取って出口に向かう。出口のディスプレイには商品の合計金額が表示され、改札のようにSuicaをかざすと電子マネーで支払いが済んで終わり。こんな店舗の実証実験が、東京都北区の赤羽駅ホームで始まる。
JR東日本がJR東日本スタートアップと共同で、無人決済店舗の実証実験として行うもの。サインポストが開発したAI(人工知能)無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を利用する。営業期間は10月17日から2ヶ月程度。
いよいよ無人店舗ですか。
大きなスーパーなどでは無人レジを見かけるようになりましたし、店舗そのものが無人になる日が来てもおかしくはありません。
気になるのは万引き対策ですが、一応それなりに対策はしているようです。
JR東の無人決済店舗で“万引き”してみた(ITmedia NEWS 2018年10月16日 18時30分 公開)
天井には16台、棚には約100台のカメラがあり、入店した客を追跡する。棚から取り出した商品も同じカメラで認識している。商品そのものに電子タグなど特別な仕掛けはない。技術開発には、ベンチャーのサインポスト(東京都中央区)が協力している。
(中略)
そのまま手に2つの商品を持ち、カバンに1つの商品を入れた状態でゲートに向かい、端末にICカードをかざす。すると、ディスプレイに表示された点数は「3点」。万引きは防がれてしまった。棚から商品を手に取った時点で人物とひも付けているため、不正は難しかったようだ。
色々な可能性を感じます。
色々と課題は出てくるでしょうが、それを調べるための実験でしょう。課題が解決してこういう店舗が実用化されるのは時間の問題だと思います。