本日は管理会社さんから退去報告がありました。私の所有物件では単身用物件が多いので、毎月退去報告があるのはある程度覚悟はしております。ただ、今日の退去報告は若干ショッキングでした。
7月末に、3室まとめてご入居いただいたところです。備え付け家電を残置物→設備へと変更するはめになったことを記事にした際の法人の入居者さんです。3室での合計家賃は1ヶ月当たり約10万円になります。
7月末にご入居いただき、9月末に退去です。というわけでたったの2ヶ月の入居期間でした。この入居者さんがご入居前に管理会社さんから私に次のような確認がありました。
「この法人の入居者さんは短期解約の可能性がありますがそれでもいいでしょうか?」
というわけで、確認をいただいていたので、仕方がありません。空室にしているよりはましかな、と思っていたのです。
ちなみに礼金はなしです。お金のやり取りは次のようになります。
・大家である私がいただく家賃は2か月分→約20万円の入金
・この管理会社さんへの支払う広告費は家賃2か月分→約20万円の出費
というわけで、プラスマイナスゼロ???
このままでは全く利益がないどころか、部屋の減耗や時間の浪費を考えると明らかな損となります。管理会社さんの担当者さんからは申し訳なさそうにご報告をいただいております。
とりあえず、管理会社さんには広告費について色々と「ご配慮」いただくようにお願いをしておきましたがどうなりますでしょうか。
この管理会社さんにはこれまで大いにお世話になっておりますので、今回の件でいわゆる「ご配慮」がないとしても受け入れるつもりではあります。
というわけで、大家業の辛い場面を紹介させてもらいました。こういうこともありますよ、ということです。単身用物件の宿命でしょう。