国会では受動喫煙防止法案について審議中のようで、先日炎上案件がありました。
さて、国会で審議をしているのを傍目に本日、東京都で受動喫煙防止条例が可決しました。
東京都独自の受動喫煙防止条例可決 従業員雇う飲食店で原則禁煙 国よりも厳しい規制(産経新聞 2018.6.27 14:18)
従業員を雇っている飲食店を原則禁煙とする東京都独自の受動喫煙防止条例案は27日、都議会定例会本会議で賛成多数で可決・成立した。国会で審議中の健康増進法改正案よりも厳しい規制を敷く内容で、2020年東京五輪・パラリンピック直前の平成32年4月に全面施行する。
国の法案は客席面積が100平方メートル以下で個人などが営む既存の飲食店を喫煙可能としている。これに対し都条例は店の規模にかかわらず従業員を雇っている飲食店は原則全面禁煙。飲食のできない喫煙専用室を設置を認めるが、都によると都内の飲食店の84%が規制対象になる。
国会でもたもた審議をしている間に、東京都が条例を可決したようです。東京都議会のページで確認してみます。
第162号議案 東京都受動喫煙防止条例 原案可決
オリンピックでは受動喫煙をしないような環境整備が望まれているようで、東京都でこの条例が可決したことで東京オリンピックに間に合うということでしょうか。
“Sports is about health. We firmly believe that the Olympics should not be associated with unhealthy behaviors, that’s why we work so hard to promote policies such as the tobacco-free Olympics”
小池百合子都知事、就任以来色々とあり(あり過ぎ)ましたが、この条例成立は個人的に大きく評価したいところです。
今後、東京都内での飲食店経営がどうなるのか注目です。