富士登山競争の試走の話の続きです。馬返について書くことにします。
今年(平成30年)の7月27日(金)に開催される富士登山競争の五合目コースに参加するので、今回富士吉田市へ行ってその試走をしてきました。五合目までいく予定だったのですが、途中で断念して馬返で試走を終了した話の続きです。ちなみに馬返はGoogle mapではここ↓です。
この馬返から五合目までは、距離で4.2km、標高差で780mあります。
さて、現地には馬返について解説の看板がありました。
解説内容の一部を下に載せておきます。
この道は富士山の歴史的な登山道として、明治40年以前の姿に復元・整備された。
当時の富士登山では、人と物資の運搬には馬を利用したが、馬はここから引返したのでこの地名がある。
馬がここから引返したので「馬返」だそうです。
馬返から先の登山道入り口はこんな↓感じです。道に杭があって車両は入れないようになっています。
登山届を入れるポスト↓があります。登山届け、一応出しておくべきなのでしょうね。
バス停の案内板↓です。
拡大するとこんな↓感じ。
ここから富士山駅までバスで帰ることができます。バスは4月14日から営業開始です。
ちなみに私の富士登山競走の出場は先月決まりました。
すぐにでも試走に行きたかったのですが、しばらく待って4月14日に試走をしたのはこのバスの運行があったからです。
この馬返には簡易トイレもあります。
この馬返までの道は、下の写真のように舗装されており、ここまでは自動車で来ることができます。
↑待っていたバスがやってきました。
バスはこんな↓感じでワゴン車です。9人乗れるそうです。
車内にこんな↓感じで運賃箱があります。
というわけで、馬返で試走を終え、このバスに乗って富士山駅まで無事に帰ることができました。
ちなみに私が試走をしたこの日(平成30年4月14日)がバスの運行開始日だったわけですが、私の乗ったバスは私を含めて乗客は2人でした。
運転手さんに話を聞いたところ、こういう情報が得られました。
・運転手さんは運行開始日にお客さんはいないと思っていたけれど、これまでの便でお客さんは数人いたそうです。
・そのお客さんはいずれも富士登山競走の練習をしに来た人だったそうです。
・夏の登山客が増える時期には、バスは2~3台で運行するとのこと。1台で9人乗れるので、3台だと27人が乗れます。客が多すぎて乗れないことはほとんどないそうです。
以上、馬返の紹介でした。