今から2ヶ月前の10月に私の所有アパートの1室で退去がありました。単身用の部屋です。その部屋について管理会社さんからリフォームの提案がありました。おしゃれなカラーのクロスやダウンライトを使うとのことです。
この物件の管理会社さんは時々大家さん向けの無料セミナーをしてくれており、以前参加した時のことを思い出しました。
参考記事： 管理会社による空室対策セミナー（2016/10/1）
その時のセミナーではデザイナーによるおしゃれなリフォームが紹介されており、今回の管理会社さんの提案はそのおしゃれなリフォームをしてみませんか、ということでした。
資料をいただきまして、こんな↓感じのようです。
管理会社さんによると、これまでに40部屋程度で施行して3ヶ月以内に85%決まっているとのことでした。必要な費用は家賃の約4ヶ月分となかなかのものです。自分で発注すれば、もっと安くなるでしょう。が、これまでこの管理会社さんにはかなりお世話になっていたので、実験もかねてお願いすることにしました。
そう言えば、私が不動産に注目しだした頃にこの本↓を読みました。
この本の第6章にこんなことが書いてあります。
オーナーが勝手に見つけてきたリフォーム業者に頼んだら、管理会社としては空室を埋める責任はあまり感じないでしょうし、努力もそれほどしないのではないでしょうか。それならば多少高いお金を払っても、管理会社に責任とプレッシャーを感じてもらいつつ、頑張ってもらえれば、長い目で見て安くつくのではないかと思います。
差別化のはかれる戸建であればこういうのは必要ないかもしれませんが、入退去の激しい単身用アパートでは、こういうことを意識しておこうと思いました。これまでリフォームは私の方で発注することがほとんどで、今後もその方針は変わりませんが、時々は管理会社さんにリフォームをしてもらうことも考えることにします。