昨日は内閣改造で、岡山県から選出された議員の加藤勝信氏が、1億総活躍担当相→厚労相へ就任となったことを書きました。
参考記事:1億総活躍(2017/8/3)
このことについて、ご立腹されている方がいます。
悲報!!新厚生労働大臣はタバコ業界の献金を受けていた。自民党での受動喫煙防止は望みがなくなった(More Access! More Fun! 永江一石のITマーケティング日記 2017年8月4日)
安倍ヤメロ!! 二度と支持しない!!
わたしがこの結論に至った理由はただ一点。年間15000人が殺されている受動喫煙防止に積極的だった塩崎さんを外し、加藤勝信氏の起用を決めたことです。(中略)この塩崎さんを外し、河野さんを厚生労働大臣に任命するならともかく、よりによってタバコ業界から献金を受けている加藤氏を厚生労働大臣にするとは頭おかしい。
こんな記事もありました。
国の受動喫煙対策は、やはり骨抜きに…?東京都ではまず、速やかに子どもの受動喫煙防止策から!(東京都議会議員(北区選出)『おときた駿』 2017年8月3日 23:10)
「自民党案」とは、敷地面積による例外規定や分煙表示などで、受動喫煙防止対策を事実上「骨抜き」にする内容に他なりません。
加藤氏、タバコ業界から献金を受けていたんですね…。受動喫煙防止についての取り組みはこれらの情報から推測するに、後退しそうな印象です。非喫煙者である私としては少し残念であります。
ところで上のリンクで紹介されている、タバコ業界からの政治献金を受けている議員のリスト、なかなか興味深いです。
タバコ業界からの政治献金の実態調査(第四報)(2010~2015年)(子どもに無煙環境を推進協議会/日本禁煙学会FCTC監視委員会プロジェクト)
上のリンクでは色々と書いてあるのですが、その中で献金を受けている議員を地域別にまとめたものがありました。
表4-3 タバコ販売&耕作者政治連盟から自民党議員への献金額 6年間の合計(地域別順、年別集計入れ)2010年~2015年(平成22~27年)
岡山選出議員の部分を見ると…
岡山4区選出の橋本岳(はしもとがく)氏(橋本龍太郎元首相の息子)の名前があります。
そしてこの方、厚生労働副大臣なんですね。
厚生労働大臣・副大臣そろってタバコ業界から献金をいただいているので、やはり受動喫煙防止への取り組みはあまり期待できないと思いました。
私は上で紹介しているブロガーさんの意見のようにこれのみで判断せず、総合的に判断しようと思っています。気にはなりますが。
ちなみに私が住んでいる倉敷市は岡山4区で、橋本岳氏の選挙区です。この人の対抗馬として民進党の柚木道義氏(比例区で復活当選)がいますが、Youtube動画上では何かと香ばしくて、この人に投票する気になれません。
(※あくまで私個人の意見です)