今度の日曜日、7月23日(日)に岡山から遠く離れた仙台市で市長選挙の投開票が行われます。
仙台市長選が告示、4新人届け出 23日投開票(山陽新聞 2017年07月09日 10時32分 更新)
日本は本当に選挙が多いです…。毎週どこかで選挙をやっているのかもしれませんね。
それはさておき、この選挙で立候補者は4人です。上のリンクを参考にまとめてみました(かっこ内は年齢)。
・林宙紀氏(39)元衆院議員
・郡和子氏(60)元復興政務官←民進、社民が支持、共産党が支援
・菅原裕典氏(57)葬祭業社長←自民党と公明党、日本のこころが支持
・大久保三代氏(40)元衆院議員
で、少し前の報道ではこんな↓状況で、郡氏が優勢のようです。
仙台市長選、郡氏やや先行 序盤情勢、菅原氏追う(山陽新聞 2017年07月12日 07時00分 更新)
岡山から遠く離れた仙台市の市長選挙になぜ注目したのかというと、林宙紀(はやしひろき、と読むそうです)候補の訴えにあります。
【動画より抜粋】
今考えなくてはいけないのは私達の子供世代が大人になった時に、どういう仙台を引き継がせてあげるべきなのか。まずはここを起点に考えるべきなんですよね。
実は仙台市の人口減少が始まるのが2020年から21年だと言われています。(続く)#仙台市長選 #仙台市長選挙 pic.twitter.com/bWw8djiZsB— 林ひろき(林宙紀) (@linkspace) 2017年7月15日
つまりいまから3年から4年後。今回の新しく選ばれる市長が1期目の任期中にそれが始まります。ということは、今回「人口減少が前提」と考える市長が選ばれるのか、それとも「人口増やす努力をしようじゃないか」と考える市長が選ばれるのかで、仙台の未来が大きく分かれるということなんです。(続)
— 林ひろき(林宙紀) (@linkspace) 2017年7月15日
仙台は今、分水嶺にいるんだ、と言えると思います。
私が今回の市長選挙で人口減少、これを積極的にあらがって人口を増やしていくんだ、と色々なところで言っている。なんだったら150万人の仙台を目指すんだ、というのはこういう理由です。#仙台市長選 #仙台市長選挙— 林ひろき(林宙紀) (@linkspace) 2017年7月15日
人口減少が予想されているのに対して、積極的に増やしていくんだ、という訴えです。仮に当選した場合にどの程度実現可能なのかは分かりませんが、こういう希望を訴える候補者は嫌いではありません。人口減少におびえる大家としてはこの候補者に一票を入れたいところです。もちろん仙台市の選挙権は持ち合わせておりませんが。
政党の支持がない状況での当選はとても難しいと思いますが、こういう訴えをする候補がいるというのは仙台市にとって意義深いのではないかと思います。
というわけでこの選挙結果の予想をしてみます。確かに政党の支持はとても強いのですが、この前の東京都議会議員選挙では自民党も民進党もかなり逆風だったことも踏まえ、自分の希望も加味し、林宙紀候補が当選すると予想します。どうなりますでしょうか。
仙台市、私は何度か行ったことがありますが、牛タンは本当においしいです。